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 一問一答クイズ [No.4695]
  日本文学ドレミファ ドン より  有名な日本文学の名作を集めてみました。冒頭文を読んで題名を答えて下さい。簡単な問題も結構あるので、あまり本を読まない人も是非チャレンジしてみてください。
問題 次の書き出しで始まるのは？”この数年来、小畠村の閑間重松は姪の矢須子のことで心に負担を感じて来た。数年来でなくて、今後とも云い知れぬ負担を・・・”
  1. 屋根の上のサワン
  2. ジョン万次郎漂流記
  3. 山椒魚
  4. 黒い雨
   
制限時間　：　無制限
難易度 中級
出題数 313人中
正解数 191人
正解率 61.02％正解率
作成者 すなふきん （ID:1025）
最高連続正解数  0 問
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日本文学 , 冒頭文
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 次の書き出しで始まるのは？”道がつづら折りになって、いよいよ天城峠に近づいたと思う頃、雨足が杉の密林を白く染めながら、すさまじい早さで麓から私を追ってきた。”
①千羽鶴
②雪国
③古都
④ジョン万次郎漂流記
 次の書き出しで始まるのは？”私が自分の祖父のある事を知ったのは、私の母が産後の病気で死に、その後二月程経って不意に祖父が私の前に現れてきた、その時であった。”
①伊豆の踊り子
②暗夜行路
③和解
④網走まで
 次の書き出しで始まるのは？”「こいさん、頼むわ。―」鏡の中で、廊下からうしろへ這入って来た妙子を見ると、自分で襟を塗りかけていた刷毛（ハケ）を渡して・・・”
①細雪
②春琴抄
③痴人の愛
④刺青
 次の書き出しで始まるのは？”未だ宵ながら松立てる門は一様に鎖籠めて、真直ぐに長く東より西に横はれる大道は掃きたるやうに物の影を留めず・・・”
①三人妻
②城の崎にて
③金色夜叉
④多情多恨
 次の書き出しで始まるのは？”千早振る神無月ももはや跡二日の余波となッた二十八日の午後三時頃に、神田見附の内より、塗渡る蟻、散る蜘蛛の子と・・・”
①二人女房
②浮雲
③平凡
④ちはやぶる
 次の書き出しで始まるのは？”げにや安楽の世界より　今この娑婆に示現して　我等がための観世音　仰ぐも高し。高き屋に　上りて民の賑ひを　契りおきてし・・・”
①女殺油地獄
②出世景清
③其面影
④曽根崎心中
 次の書き出しで始まるのは？”桜もちるに歎き、月はかぎりありて入佐山。爰に但馬の国かねほる里の辺に、浮世の事を外になして・・・”
①好色一代男
②好色五人女
③平家女護島
④好色盛衰記
 次の書き出しで始まるのは？”あづまぢの道のはてよりも、なほ奥つかたに生ひ出でたる人、いかばかりかはあやしかりけむを・・・”
①更科日記
②紫式部日記
③蜻蛉日記
④好色一代女
 次の書き出しで始まるのは？”秋のけはひ入り立つままに、土御門殿のありさま、いはむかたなくをかし。”
①和泉式部日記
②紫式部日記
③蜻蛉日記
④土佐日記
 次の書き出しで始まるのは？”ゆめよりもはかなき世の中をなげきわびつつあかしくらすほどに、四月十よひにもなりぬれば、木のしたくらがりもてゆく。”
①和泉式部日記
②更科日記
③土佐日記
④紫式部日記
 次の書き出しで始まるのは？”かくありし時過ぎて、世の中にいとものはかなく、とにもかくにもつかで、世に経る人ありけり。”
①蜻蛉日記
②土佐日記
③和泉式部日記
④更科日記
 次の書き出しで始まるのは？”やまとうたは、人の心を種として、万の言の葉とぞなれりける。世の中にある人、ことわざ繁きものなれば、心に思ふことを、見るもの聞くものにつけて、言ひ出せるなり。”
①古今和歌集
②新万葉集
③万葉集
④蜻蛉日記
 次の書き出しで始まるのは？”これは、わたしが小さいときに、村の茂平というおじいさんから聞いたお話です。”
①牛をつなだ椿の木
②新古今和歌集
③花のき村と盗人たち
④おぢいさんのランプ
 次の書き出しで始まるのは？”越後の春日を経て今津へ出る道を、珍らしい旅人の一群れが歩いている。母は三十歳を踰えたばかりの女で、二人の子供を連れている。”
①高瀬舟
②阿部一族
③ごんぎつね
④舞姫
 次の書き出しで始まるのは？”おい木村さん信さん寄つてお出よ、お寄りといつたら寄つても宜いではないか、又素通りで二葉やへ行く気だらう・・・”
①山椒大夫
②大つごもり
③うつせみ
④たけくらべ
 次の書き出しで始まるのは？”うとうととして目がさめると女はいつのまにか、隣のじいさんと話を始めている。このじいさんはたしかに前の前の駅から乗ったいなか者である。”
①にごりえ
②虞美人草
③三四郎
④それから
 次の書き出しで始まるのは？”小石川の切支丹坂から極楽水に出る道のだらだら坂を下りようとしてかれは考えた。”
①重右衛門の最後
②縁
③蒲団
④河ぞひの家
 次の書き出しで始まるのは？”朝、食堂でスウプを一さじ、すっと吸ってお母さまが、「あ」と幽かな叫び声をおあげになった。”
①斜陽
②思ひ出
③こころ
④女生徒
 次の書き出しで始まるのは？”木曽路は全て山の中である。あるところは岨づたいに行く崖の道であり、あるところは・・・”
①人間失格
②或る女の生涯
③春
④破戒
 次の書き出しで始まるのは？”「おい地獄さ行ぐんだで！」二人はデッキの手すりに寄りかかって、蝸牛が背のびをしたように延びて、海を抱え込んでいる函館の街を見ていた。”
①蟹工船
②独房
③防雪林
④一九二八年三月十五日
 次の書き出しで始まるのは？”えたいの知れない不吉な塊が私の心を始終圧えつけていた。焦燥と云おうか、嫌悪と云おうか・・・”
①ある心の風景
②器楽的幻覚
③夜明け前
④檸檬
 次の書き出しで始まるのは？”参謀本部編纂の地図をまた繰り開いて見るでもなかろう、と思ったけれども、あまりの道じゃから・・・”
①高野聖
②歌行灯
③外科室
④夜行巡査
 次の書き出しで始まるのは？”或春の日暮です。 唐の都 洛陽の西の門の下に、ぼんやり空を仰いでゐる、一人の若者がありました。”
①冬の日
②杜子春
③三つの宝
④仙人
 次の書き出しで始まるのは？”ある日の事でございます。御釈迦様は極楽の蓮池のふちを、独りでぶらぶら御歩きになっていらっしゃいました。”
①或る阿呆の一生
②蜘蛛の糸
③藪の中
④河童
 次の書き出しで始まるのは？”後の月という時分が来ると、どうも思わずにはいられない。幼い訳とは思うが何分にも忘れることができない。”
①野菊の墓
②奈々子
③隣の嫁
④羅生門
 次の書き出しで始まるのは？”「武蔵野の俤は今わずかに入間郡の残れり」と自分は文政年間に出来た地図で見た事がある。”
①遺言
②武蔵野
③春の湖
④河霧
 次の書き出しで始まるのは？”蓮華寺は下宿を兼ねた。瀬川丑松が急に転宿を思い立って、借りることにした部屋というのは、その蔵裏つづきにある二階の角のところ。”
①或る女の生涯
②破戒
③帰去来
④春
 次の書き出しで始まるのは？”私は、その男の写真を三葉、見たことがある。”
①斜陽
②夜明け前
③思ひ出
④女生徒
 次の書き出しで始まるのは？”私はその人を常に先生と呼んでいた。だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けない。”
①こころ
②野分
③彼岸過迄
④それから
 次の書き出しで始まるのは？”親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしている。小学校にいる時分学校の二階から飛び降りて・・・”
①野分
②坑夫
③人間失格
④三四郎
 次の書き出しで始まるのは？”廻れば大門の見返り柳いと長けれど、お歯ぐろ溝に灯火うつる三階の騒ぎも手に取る如く・・・”
①うつせみ
②たけくらべ
③大つごもり
④にごりえ
 次の書き出しで始まるのは？”「ではみなさんは、そういうふうに川だと云われたり、乳の流れたあとだと云われたりしていたこのぼんやりと白いものがほんとうは何かご承知ですか。」”
①坊ちゃん
②よだかの星
③風の又三郎
④セロ弾きのゴーシュ
 次の書き出しで始まるのは？”石炭をばはや積み果てつ。中等室の卓のほとりはいと静かにて、熾熱燈の光の晴れがましきも徒なり。”
①銀河鉄道の夜
②山椒大夫
③高瀬舟
④舞姫
 次の書き出しで始まるのは？”男もすなる日記といふものを女もしてみんとてするなり。それの年の、しはすの、二十日あまり一日の日の、戌（ヰヌ）のときに門出す。”
①更科日記
②紫式部日記
③土佐日記
④蜻蛉日記
 次の書き出しで始まるのは？”昔、男初冠（ウヒカウブリ）して、平城の京春日の里に、しるよしして、狩にいにけり。その里に、いとなまめいたる女はらから住みけり。”
①源氏物語
②伊勢物語
③平家物語
④大和物語
 次の書き出しで始まるのは？”いづれのおほん時にか、女御更衣あまた侍ひ給ひけるなかに、いとやむごとなききはにはあらぬが、すぐれて時めき給ふありけり。”
①伊勢物語
②阿部一族
③平家物語
④源氏物語
 次の書き出しで始まるのは？”行く河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例なし。”
①方上記
②大和物語
③放労記
④方丈記
 次の書き出しで始まるのは？”月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人なり。舟の上に生涯をうかべ、馬の口とらへて老をむかふる者は、日々旅にして旅を栖とす。”
①笈の小文
②奥の細道
③放浪記
④更科紀行
 次の書き出しで始まるのは？”山の手線に跳ね飛ばされて怪我をした、その後養生に、一人で・・・”
①野ざらし紀行
②城の崎にて
③網走まで
④和解
 次の書き出しで始まるのは？”幼時から父は、私によく、金閣のことを語った。私の生まれたのは、舞鶴から東北の、日本海へ突き出たうらさびしい岬である。”
①潮騒
②暗夜航路
③仮面の告白
④豊饒の海