【問題】次の書き出しで始まるのは？”私はその人を常に先...日本文学ドレミファドンより(No:4724)

一問一答クイズ [No.4724]
日本文学ドレミファドンより有名な日本文学の名作を集めてみました。冒頭文を読んで題名を答えて下さい。簡単な問題も結構あるので、あまり本を読まない人も是非チャレンジしてみてください。
次の書き出しで始まるのは？”私はその人を常に先生と呼んでいた。だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けない。”
野分彼岸過迄それからこころ
制限時間　：　無制限
難易度
出題数	286人中
正解数	251人
正解率	87.76％
作成者	すなふきん（ID:1025）
最高連続正解数	0 問
現在の連続記録	0 問 ※ユーザーの方は記録が更新されます

登録タグ

日本文学 , 冒頭文

関連するクイズ・検定

予習・復習／一問一答クイズ

出題文をクリックするとクイズにチャレンジできます。
すぐに答えを見たい場合は「解答を表示する」をクリックしてください。
こちらで学習をして、このクイズ・検定の合格を目指しましょう！

次の書き出しで始まるのは？”この数年来、小畠村の閑間重松は姪の矢須子のことで心に負担を感じて来た。数年来でなくて、今後とも云い知れぬ負担を・・・”

①野分

②山椒魚

③ジョン万次郎漂流記

④屋根の上のサワン

解答を表示する

正解：黒い雨

解説：井伏鱒二の名作です。

次の書き出しで始まるのは？”道がつづら折りになって、いよいよ天城峠に近づいたと思う頃、雨足が杉の密林を白く染めながら、すさまじい早さで麓から私を追ってきた。”

①古都

②雪国

③黒い雨

④伊豆の踊り子

解答を表示する

正解：④

解説：川端康成の名作です

次の書き出しで始まるのは？”私が自分の祖父のある事を知ったのは、私の母が産後の病気で死に、その後二月程経って不意に祖父が私の前に現れてきた、その時であった。”

①千羽鶴

②城の崎にて

③暗夜行路

④網走まで

解答を表示する

正解：③

解説：志賀直哉の名作です

次の書き出しで始まるのは？”「こいさん、頼むわ。―」鏡の中で、廊下からうしろへ這入って来た妙子を見ると、自分で襟を塗りかけていた刷毛（ハケ）を渡して・・・”

①刺青

②細雪

③痴人の愛

④和解

解答を表示する

正解：②

解説：谷崎潤一郎

次の書き出しで始まるのは？”未だ宵ながら松立てる門は一様に鎖籠めて、真直ぐに長く東より西に横はれる大道は掃きたるやうに物の影を留めず・・・”

①金色夜叉

②春琴抄

③多情多恨

④三人妻

解答を表示する

正解：①

解説：尾崎紅葉の名作です

次の書き出しで始まるのは？”千早振る神無月ももはや跡二日の余波となッた二十八日の午後三時頃に、神田見附の内より、塗渡る蟻、散る蜘蛛の子と・・・”

①其面影

②浮雲

③平凡

④ちはやぶる

解答を表示する

正解：②

解説：二葉亭四迷の名作です。

次の書き出しで始まるのは？”げにや安楽の世界より　今この娑婆に示現して　我等がための観世音　仰ぐも高し。高き屋に　上りて民の賑ひを　契りおきてし・・・”

①二人女房

②出世景清

③女殺油地獄

④平家女護島

解答を表示する

正解：曽根崎心中

解説：近松門左衛門ですね

次の書き出しで始まるのは？”桜もちるに歎き、月はかぎりありて入佐山。爰に但馬の国かねほる里の辺に、浮世の事を外になして・・・”

①好色五人女

②好色盛衰記

③曽根崎心中

④好色一代女

解答を表示する

正解：好色一代男

解説：井原西鶴の作品です

次の書き出しで始まるのは？”あづまぢの道のはてよりも、なほ奥つかたに生ひ出でたる人、いかばかりかはあやしかりけむを・・・”

①土佐日記

②紫式部日記

③好色一代男

④更科日記

解答を表示する

正解：④

解説：菅原孝標女ですね

次の書き出しで始まるのは？”秋のけはひ入り立つままに、土御門殿のありさま、いはむかたなくをかし。”

①和泉式部日記

②蜻蛉日記

③蜻蛉日記

④土佐日記

解答を表示する

正解：紫式部日記

解説：紫式部です

次の書き出しで始まるのは？”ゆめよりもはかなき世の中をなげきわびつつあかしくらすほどに、四月十よひにもなりぬれば、木のしたくらがりもてゆく。”

①更科日記

②和泉式部日記

③蜻蛉日記

④紫式部日記

解答を表示する

正解：②

解説：和泉式部ですね

次の書き出しで始まるのは？”かくありし時過ぎて、世の中にいとものはかなく、とにもかくにもつかで、世に経る人ありけり。”

①蜻蛉日記

②土佐日記

③和泉式部日記

④更科日記

解答を表示する

正解：①

解説：右大将道綱母でしたか

次の書き出しで始まるのは？”やまとうたは、人の心を種として、万の言の葉とぞなれりける。世の中にある人、ことわざ繁きものなれば、心に思ふことを、見るもの聞くものにつけて、言ひ出せるなり。”

①新万葉集

②古今和歌集

③新古今和歌集

④紫式部日記

解答を表示する

正解：②

次の書き出しで始まるのは？”これは、わたしが小さいときに、村の茂平というおじいさんから聞いたお話です。”

①花のき村と盗人たち

②おぢいさんのランプ

③牛をつなだ椿の木

④万葉集

解答を表示する

正解：ごんぎつね

解説：新美南吉いいですね

次の書き出しで始まるのは？”越後の春日を経て今津へ出る道を、珍らしい旅人の一群れが歩いている。母は三十歳を踰えたばかりの女で、二人の子供を連れている。”

①山椒大夫

②阿部一族

③ごんぎつね

④舞姫

解答を表示する

正解：①

解説：森鴎外の名作です

次の書き出しで始まるのは？”おい木村さん信さん寄つてお出よ、お寄りといつたら寄つても宜いではないか、又素通りで二葉やへ行く気だらう・・・”

①大つごもり

②うつせみ

③高瀬舟

④にごりえ

解答を表示する

正解：④

解説：樋口一葉。

次の書き出しで始まるのは？”うとうととして目がさめると女はいつのまにか、隣のじいさんと話を始めている。このじいさんはたしかに前の前の駅から乗ったいなか者である。”

①それから

②虞美人草

③三四郎

④たけくらべ

解答を表示する

正解：③

解説：夏目漱石です。

次の書き出しで始まるのは？”小石川の切支丹坂から極楽水に出る道のだらだら坂を下りようとしてかれは考えた。”

①こころ

②縁

③河ぞひの家

④重右衛門の最後

解答を表示する

正解：蒲団

解説：田山花袋ですよ

次の書き出しで始まるのは？”朝、食堂でスウプを一さじ、すっと吸ってお母さまが、「あ」と幽かな叫び声をおあげになった。”

①思ひ出

②斜陽

③蒲団

④人間失格

解答を表示する

正解：②

解説：さすが太宰。

次の書き出しで始まるのは？”木曽路は全て山の中である。あるところは岨づたいに行く崖の道であり、あるところは・・・”

①破戒

②春

③夜明け前

④女生徒

解答を表示する

正解：③

解説：島崎藤村。まさに名作

次の書き出しで始まるのは？”「おい地獄さ行ぐんだで！」二人はデッキの手すりに寄りかかって、蝸牛が背のびをしたように延びて、海を抱え込んでいる函館の街を見ていた。”

①一九二八年三月十五日

②或る女の生涯

③防雪林

④蟹工船

解答を表示する

正解：④

解説：小林多喜二。話題になりましたね

次の書き出しで始まるのは？”えたいの知れない不吉な塊が私の心を始終圧えつけていた。焦燥と云おうか、嫌悪と云おうか・・・”

①檸檬

②独房

③冬の日

④器楽的幻覚

解答を表示する

正解：①

解説：梶井基次郎は天才ですね。

次の書き出しで始まるのは？”参謀本部編纂の地図をまた繰り開いて見るでもなかろう、と思ったけれども、あまりの道じゃから・・・”

①歌行灯

②夜行巡査

③ある心の風景

④高野聖

解答を表示する

正解：④

解説：泉鏡花でした

次の書き出しで始まるのは？”或春の日暮です。唐の都洛陽の西の門の下に、ぼんやり空を仰いでゐる、一人の若者がありました。”

①杜子春

②羅生門

③三つの宝

④外科室

解答を表示する

正解：①

解説：やっぱり芥川龍之介。

次の書き出しで始まるのは？”ある日の事でございます。御釈迦様は極楽の蓮池のふちを、独りでぶらぶら御歩きになっていらっしゃいました。”

①仙人

②蜘蛛の糸

③或る阿呆の一生

④藪の中

解答を表示する

正解：②

解説：芥川龍之介。

次の書き出しで始まるのは？”後の月という時分が来ると、どうも思わずにはいられない。幼い訳とは思うが何分にも忘れることができない。”

①野菊の墓

②河童

③隣の嫁

④春の湖

解答を表示する

正解：①

解説：伊藤左千夫といえばこの作品

次の書き出しで始まるのは？”「武蔵野の俤は今わずかに入間郡の残れり」と自分は文政年間に出来た地図で見た事がある。”

①奈々子

②武蔵野

③河霧

④遺言

解答を表示する

正解：②

解説：国木田独歩。題名と書き出しが一緒ですね。

次の書き出しで始まるのは？”蓮華寺は下宿を兼ねた。瀬川丑松が急に転宿を思い立って、借りることにした部屋というのは、その蔵裏つづきにある二階の角のところ。”

①或る女の生涯

②帰去来

③春

④破戒

解答を表示する

正解：④

解説：島崎藤村です

次の書き出しで始まるのは？”私は、その男の写真を三葉、見たことがある。”

①人間失格

②夜明け前

③思ひ出

④女生徒

解答を表示する

正解：①

解説：太宰治です

次の書き出しで始まるのは？”親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしている。小学校にいる時分学校の二階から飛び降りて・・・”

①斜陽

②坊ちゃん

③三四郎

④野分

解答を表示する

正解：②

解説：有名な書き出しですね。ご存知夏目漱石です。

次の書き出しで始まるのは？”廻れば大門の見返り柳いと長けれど、お歯ぐろ溝に灯火うつる三階の騒ぎも手に取る如く・・・”

①坑夫

②たけくらべ

③にごりえ

④うつせみ

解答を表示する

正解：②

解説：樋口一葉の名作。『一葉おそるべし』っていったのは漱石だったかな？

次の書き出しで始まるのは？”「ではみなさんは、そういうふうに川だと云われたり、乳の流れたあとだと云われたりしていたこのぼんやりと白いものがほんとうは何かご承知ですか。」”

①セロ弾きのゴーシュ

②銀河鉄道の夜

③よだかの星

④大つごもり

解答を表示する

正解：②

解説：宮沢賢治ワールド全開の名作。

次の書き出しで始まるのは？”石炭をばはや積み果てつ。中等室の卓のほとりはいと静かにて、熾熱燈の光の晴れがましきも徒なり。”

①舞姫

②山椒大夫

③高瀬舟

④阿部一族

解答を表示する

正解：①

解説：森鴎外。最近モデルについて新発見が。

次の書き出しで始まるのは？”男もすなる日記といふものを女もしてみんとてするなり。それの年の、しはすの、二十日あまり一日の日の、戌（ヰヌ）のときに門出す。”

①紫式部日記

②更科日記

③土佐日記

④風の又三郎

解答を表示する

正解：③

解説：紀貫之。

次の書き出しで始まるのは？”昔、男初冠（ウヒカウブリ）して、平城の京春日の里に、しるよしして、狩にいにけり。その里に、いとなまめいたる女はらから住みけり。”

①源氏物語

②平家物語

③伊勢物語

④蜻蛉日記

解答を表示する

正解：③

次の書き出しで始まるのは？”いづれのおほん時にか、女御更衣あまた侍ひ給ひけるなかに、いとやむごとなききはにはあらぬが、すぐれて時めき給ふありけり。”

①大和物語

②大和物語

③伊勢物語

④平家物語

解答を表示する

正解：源氏物語

解説：紫式部といえば

次の書き出しで始まるのは？”行く河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例なし。”

①放労記

②放浪記

③源氏物語

④方丈記

解答を表示する

正解：④

解説：鴨長明

次の書き出しで始まるのは？”月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人なり。舟の上に生涯をうかべ、馬の口とらへて老をむかふる者は、日々旅にして旅を栖とす。”

①笈の小文

②奥の細道

③野ざらし紀行

④方上記

解答を表示する

正解：②

解説：松尾芭蕉といえば

次の書き出しで始まるのは？”山の手線に跳ね飛ばされて怪我をした、その後養生に、一人で・・・”

①和解

②網走まで

③更科紀行

④暗夜航路

解答を表示する

正解：城の崎にて

解説：志賀直哉の作品

次の書き出しで始まるのは？”幼時から父は、私によく、金閣のことを語った。私の生まれたのは、舞鶴から東北の、日本海へ突き出たうらさびしい岬である。”

①潮騒

②豊饒の海

③城の崎にて

④仮面の告白

解答を表示する

正解：金閣寺

解説：三島由紀夫です

その他・関連するクイズ

このクイズ・検定や問題に関連するクイズを出題しております。出題文をクリックするとクイズにチャレンジできます。
すぐに答えを見たい場合は「解答を表示する」をクリックしてください。

以下のクイズは、日本文学検定より、出題しております。

説明：日本文学ファンによる日本文学ファンのための日本文学検定。ちょっと上級者向け……かな？

芥川龍之介先生は堀辰雄先生のことを何と呼んでいたでしょうか？

①堀くん

②たっちゃんこ

③金閣寺

④Ｍｒ堀

解答を表示する

正解：②

解説：なんと「たっちゃんこ」でした！田端文士メンバーにはたっちゃんこ、と呼ばれていたそうですよ。

「不如帰」の作者といえば？

①徳富蘆花

②徳冨蘆花

③梶井基次郎

④辰雄

解答を表示する

正解：②

解説：徳冨蘆花でしたっ！「冨」は点が無いんですよ?？？？

「即興詩人」翻訳したのは？

①森鴎外

②島崎藤村

③佐藤春夫

④中原中也

解答を表示する

正解：①

解説：森先生は陸軍派遣留学生としてドイツに４年間住んでいました?

美しい女性の背中に女郎蜘蛛の入れ墨いれる…これなーんだっ？

①御伽草紙

②刺青

③或阿呆の一生

④愛の渇き

解答を表示する

正解：②

解説：谷崎潤一郎の「刺青」でした。ちなみに私が谷崎先生の作品で好きなのは「瘋癲老人日記」谷崎氏の美脚への執着が感じられる良き作品です…

河東碧梧桐これなんて読む？

①田山花袋

②かわびがし　へきごとう

③かわひがし　へきごどう

④かわひがし　あおごとう

解答を表示する

正解：かわひがし　へきごとう

解説：「かわびがし」と間違えたんじゃない？

「愛撫」梶井基次郎さて、何を愛撫する？

①ハムスター

②かわひがし　へきごとう

③インコ

④仔犬

解答を表示する

正解：仔猫

解説：最後はハッピーエンド。読んでみて