一問一答クイズ [No.10550] | |
---|---|
![]() |
|
![]() |
|
制限時間 : 無制限 | 有名メーカーですね。 |
難易度 | ![]() |
出題数 | 540人中 |
正解数 | 465人 |
正解率 | 86.11%![]() |
作成者 | ぼくはくま (ID:891) |
最高連続正解数 | 0 問 |
現在の連続記録 | 0 問 ※ユーザーの方は記録が更新されます |
正解:クラヴィコード
解説:正解は「クラヴィコード」です。 鍵盤の先に取り付けられたタンジェントが 弦を打って音を出します。弦のタンジェントとブリッジの間の部分が振動するので、 タンジェントによって弦がもち上げられている間は振動が持続することになります。 従って、鍵盤を上下に細かく震わせると、弦の張力にも細かい変化が起き、 ヴィブラートがかかるのです。
正解:②
解説: 正解は「ダンパー・ペダル」です。 このペダルを踏むと、全てのダンパーが離れ、 打鍵した音が伸びます。 「ソステヌート・ペダル」は、中央のペダルです。 主に低音の弦を伸ばしたまま高音部を両手でスタッカートで弾いたり、 あるいは高音部のみダンパーペダルを複数回踏み変える奏法に際して 用いられます。 「ソフトペダル」は、左のペダルです。 このペダルを踏むと鍵盤が少し右にずれ、 弦の叩く本数、もしくは位置が変わり、音色が変化します。
正解:②
解説: 正解は「ド」です。 ピアノの音域は88鍵のもので、7オクターブと1/3 あります。最低音はラで、最高音はドです。
正解:ラ
解説: 正解は「ラ」です。 ピアノの音域は88鍵のもので、7オクターブと1/3 あります。最低音はラで、最高音はドです。
正解:③
解説: 正解は「ショパン」です。 「12の練習曲 Op.10」の第5番『黒鍵』変ト長調がそうです。 右手による主旋律の全てが(第66小節の2拍目のF(ヘ)音を除いて) 黒鍵によって演奏されることからこの通称がつけられています。 後年になって付けられた通称であるが、ショパン自身もこのことは 意識して作曲していると伝わっています。
正解:①
解説: 正解は「革命」です。左手の急速な動きは間隔の広狭が次々と変化する、 激しい叙情性を持った曲です。 「革命」という標題はリストが付けたものです。 「黒鍵」は、同じく「12の練習曲 Op.10」の第5番変ト長調の標題です。 「別れの曲」は、同第3番ホ長調です。 「葬送行進曲」は、ピアノソナタ第2番変ロ短調作品35の第3楽章です。 このピアノソナタの標題となっています。
正解:フーガの技法
解説: 正解は「フーガの技法」です。 4つの連続する「B(変ロ)-A(イ)-C(ハ)-H(ロ)」 (B♭-A-C-ナチュラルB)を『BACH主題』と言います。 「フーガの技法」の最終パートの主題としてこのモチーフを 使っています。残念なことに、この曲を未完のままで 彼が亡くなったので、完成後の姿は想像できませんが、 後の大作曲家も『BACH主題』をJ.S.バッハへの畏敬の念を込めて、 対位法的作品に使用しています。
正解:③
解説: 正解は、「メンデルスゾーン」です。 4人の中では唯一、『BACH主題』を用いた作品を書いていません。 シューマンに薦められて、「マタイ受難曲」等でJ.S.バッハの 再評価に尽力した彼でしたが、自らは『BACH主題』を用いることは ありませんでした。 「シューマン」は、オルガンための「六つのフーガOp.60」、 「リムスキー=コルサコフ」 は、「ピアノのための『BACHによる変奏曲』」、 「リスト」は、「オルガンのための『B-A-C-H のテーマによる幻想曲とフーガ』」で それぞれBACH主題を用いています。
正解:伊福部 昭
解説: 正解は「伊福部 昭」(1914年5月31日-2006年2月8日)です。 日本各地の民謡の収集や研究を行い、そこから得た民族主義的な力強さが特徴の数多くのオーケストラ曲のほか、映画音楽の作曲家として知られています。 「芥川也寸志」(1925年7月12日-1989年1月31日)は、代表作に『交響三章』などが挙げられます。『八甲田山』、『八つ墓村』、『赤穂浪士のテーマ』等も有名。 「團 伊玖磨」(1924年4月7日-2001年5月17日)は、オペラ「夕鶴」をはじめ、童謡まで広い分野に作品が残されています。 「黛 敏郎」(1929年2月20日-1997年4月10日)は、『題名のない音楽会』の企画、司会進行を通じて、広い世代に音楽の啓蒙を図りました。
正解:①
解説:正解は、シューマン「交響曲 第1番『春』」でした。 1841年1月〜2月の短い期間に作曲されました。 スケッチからオーケストレーションまでの作業を考えると、これは早い!! 各楽章にも次のような表題がシューマンによって付けられています。 第1楽章「春の始まり」 第2楽章「夕べ」 第3楽章「楽しい遊び」 第4楽章「たけなわの春」
正解:②
解説:正解は、「終楽章で最後には誰もいなくなる」でした。この交響曲は4楽章構成で通常のJ.ハイドンの交響曲のスタイルに則っています。終楽章である第4楽章、イ長調を主な調性として、嬰ヘ短調に転調するたびに楽員が席を立ち去って行くように作曲されているのです。それは、第1オーボエと第2ホルンから始まり、最終的に弱音器をつけた2人のヴァイオリン奏者のピアニッシモの音で終わります。この声なき訴えに、賢明な君主のエステルハージィ候は気づき、翌日には領地に帰省をするのです。
正解:④
解説: 正解は、「静かな演奏の後、びっくりするような大音量の和音が鳴らされる」でした。演奏会場で居眠りしている婦人方を起こすために書いた、という逸話が残されています。さらに、第2楽章には他にも「驚愕」することはあります。Andanteのゆったりとした楽曲ですが、なぜかトランペットが用いられているのです。今でこそ、珍しくないオーケストレーションですが、J.ハイドンの当時には、「常識はずれ」な試みが密かに行われているのです。
正解:④
解説:正解は、「交響曲 第37番 ト長調 K.444 (425a[Anh.A53])」でした。今日のモーツァルト研究では、モーツァルトに「交響曲 第37番」は存在せず、最新の作品目録では交響曲の第37番目は「欠番」となっているのです。その他の3曲には、全て「ジュピター音型」が登場します。また、他にも「ミサ曲 ハ長調 K.257」等にも顔を出しています。更にモーツァルトだけではなく、当時の作曲家の作品にも「ジュピター音型」が用いられています。「シャコンヌ」と同様に、宗教的意味合いを持って、古くから採用されていた動機だったという説があります。
正解:①
解説:正解は、「A、C、D、B」でした。 記号を作曲年順の古い順に並べると次のとおりです。 A:J.ハイドン「交響曲 第45番 嬰ヘ短調『告別』」(1772年作曲) C:W.A.モーツァルト「交響曲第36番 ハ長調『リンツ』」(1783年作曲) D:W.A.モーツァルト「交響曲第41番 ハ長調 『ジュピター』」(1788年作曲) B:J.ハイドン「交響曲第94番 ト長調『驚愕』」(1791年作曲)
正解:②
解説:正解は、「管弦楽の主題提示の前に独奏ピアノのソロがある」でした。 厳密に言えば、管弦楽による変ホ長調の主和音が先に出ますが、ベートーヴェン以前のピアノ協奏曲では、協奏曲ソナタ形式に従い、管弦楽が主題提示をひとしきり奏でた後にピアノ独奏が始まります。冒頭でピアノのカデンツァと見まごうソロがあるため、ベートーヴェンは全3楽章に独奏ピアノを弾くピアニストが自らのファンタジーを聴衆に披露する見せ場「カデンツァ」を許していないのです。楽譜にも、本来、カデンツァが置かれるべき場所(コーダに入る前)にわざわざ「カデンツァは不要」と指示しています。
正解:第2楽章と第3楽章が繋がっている。
解説:正解は、「第2楽章と第3楽章が繋がっている」でした。 第2楽章の最後で次の第3楽章の主題を変ホ長調で予告し、アタッカ(attaca il Rondo)「休まずに続けて、ロンド楽章に入る」の指示を設け、第3楽章になだれ込む手法をとっています。また、第3楽章の再現部の前で第2楽章の上記のフレーズを出現させ、第2楽章と第3楽章との一体感を出しています。これは、『皇帝』よりも先に作曲された「交響曲第6番」や「交響曲第5番」でも試みられ、『皇帝』にそれらの結実がみられると言ってよいでしょう。
正解:③
解説:正解は、「ホルンが長い音をpp(ごく弱く)で、ずっと吹き続けている」でした。 『皇帝』は「第2楽章と第3楽章が繋がっている」のですが、実はホルンが独奏ピアノに付き添うように、計12小節を延々と音を引き延ばしています。しかもホルンの弱点である「pp(ごく弱く)」で。ホルンは2管編成なので、一つの音ならカンニンブブレスで奏者2人で何とか乗り切れますが、まずいことにベートーヴェンは、この12小節の延ばしをホルンのオクターブと記しているのです。さらに、この時点で音を出しているのは、独奏ピアノとホルン2管だけ。ホルンは丸見えなので、かすかな音を延ばし続けるしか方法がないのです。これは厳しい。
正解:②
解説:正解は、「W.A.モーツァルトの「ピアノ協奏曲 第24番 ハ短調 K.491」」でした。「第20番 ニ短調 K.466」と共に、多数作曲されたモーツァルトのピアノ協奏曲の中、珍しい短調で書かれています。また楽曲のイメージは、半音階の陰陽が交わりながらも、明るく伸びやかなモーツァルトの作風と異なり、暗い情念に支配されています。むしろ「ベートーヴェン的」と表現することが適当とも感じられます。第1楽章の第1主題のハ短調の主和音で始まりながらも、不安定な和音進行をぎくしゃくと続ける動機は、その後も繰り返し第1楽章の中で姿を現します。
正解:メンデルスゾーン
解説:正解は、「メンデルスゾーン」でした。 1841年3月末、メンデルスゾーン指揮のライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団によって初演されました。メンデルスゾーンは他にも、「交響曲第2番 ハ長調 作品61」の初演も指揮しています。「交響曲第4番 ニ短調 作品120」の初演の指揮も計画しましたが、体調不良のため断念しています。初演は、1841年12月にライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団とメンデルスゾーンの代役でコンサートマスターのF.ダーヴィトが行いました。ただ、「交響曲第4番 ニ短調 作品120」の改訂版の初演は、シューマン自身が1853年12月にデュッセルドルフにおいて行っています。